能動的映像鑑賞

受動的に鑑賞することを強いられている映像鑑賞。見方をゆるめればもっと他の鑑賞形態が生まれるのではないだろうか。そんな映像の画一的な見方に対して疑念を抱いたところから本論は出発した。視聴者が能動的にアクションを起こすことで映像そのものがバタフライエフェクト的に変わる「能動的映像体験」は視聴体験としてこの画一性から脱却するものとなり得るのか。実験を行い身体的負荷と物語性の観点から評価した。