「負の記憶と戯れる──寄舞(旧阿部郡湖辺村)」について
高畑こころ・今瀧真於・島田光太朗・戸田浩可
「嫌な記憶」との望ましい関係性とはどのようなものでしょうか?
本作品は「嫌な記憶と共存する(架空の)風習の調査」を通して、忘れられない、思い出される、受け入れ難い「嫌な記憶」と人間との関係性の〈別のありかた〉を思索するデザイン・フィクション作品です。
嫌な記憶を早急に「克服」し、社会に適応しようともがく私たちは、「旧阿部郡湖辺村」の人々の「イガ」と共存する姿から、どんなヒントを得られるでしょうか。